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コアコンピタンス

ある企業の活動分野において、競合他社が真似できない、圧倒的に上まわるレベルの能力やノウハウ。その企業ならではの能力のこと。(Core Competence)

ゲイリー・ハメルとC・K・プラハラードによって定義された概念。1990年の論文で「コア・コンピタンスは組織内における集団的学習であり、特に種々の生産技術を調整する方法、そして複数の技術的な流れを統合するもの」と定義した。

一般に、自社の強みに経営資源を集中し、不得意分野について外部資源を活用(アウトソーシング)する経営を「コア・コンピタンス経営」というが、ハメルとプラハラードは、非戦略的な「選択と集中」や利益至上主義に基づく「リストラクチャリング」に否定的で、「コア・コンピタンスを基盤に多角化を進めるとリスクは小さくなるし、投資も減り、優れた実践例を事業部間で動かす機会も増える」と述べている。

コアコンピタンスを形成するには、5年〜10年以上の未来の市場を予測して、長期的に企業力を鍛える必要がある。逆にいうと、それだけの歳月を費やし、蓄積された能力だからこそ、その企業の核となる能力、ノウハウといえる。

具体的には、ソニーの小型化の技術、フェデラル・エクスプレスの定時配達を可能にしている物流管理、ホンダのエンジン技術、シャープや東芝の薄型画面ディスプレイ技術などがある。


 
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